【ジャガー】Jaguar史上最もパワフル!?XE SVプロジェクト8が初公開!
ジャガー「XE SVプロジェクト8」が、イングランドにて開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2017にて初公開されました。
ジャガー史上最もパワフルな「XE SVプロジェクト8」は一見、XEと同じように見える外観だが、ボディワークの75%が専用開発され、共用部分は、フロントドアとルーフの2箇所のみとなっています。
Jaguar「XE SVプロジェクト」
フロントヘッドライトにいたっては、ハイパワーエンジン用に冷却機能を追加したために、前方へ14mm移動しています。
「プロジェクト8」には、2車種が用意され、ノーマルは4シーター、トラックパックは2シーターというラインナップになっています。
よりレーシングな仕様へ
他の特徴としては、12.2kgの軽量化、カーボンファイバーレーシングシート装備、4点式シートベルト、ハーフロールケージ、消化システムが装備された点です。
ちなみにいずれも左ハンドル使用となっており、ハンドル位置を限定したのは、複雑な冷却系の取り回しと、改良型エンジンのパッケージに対応するためとのことです。
特別チューニングされたエンジン
パワートレインは特別にチューニングされた5.0リットルV8ターボエンジンを搭載し、最高出力600ps、0-97km/h加速が3.3秒を引き出します。
トランスミッションにはリキャリブレーテッド8速クイックシフトATを搭載する構成となっています。
このモデルでジャガーは、ニュルブルクリンクのタイムアタックを行う予定で、強力なダウンフォースを生み出すために、可変式フロントスプリッター、フラットアンダーボディ、リアディフューザー、カーボンファイバーバンパー、可変式リアウイングなどによって、より強力なダウンフォースを引き出します。
さらにトラックモード使用時のフロントリフトは205%削減されています。
走行性能については、「XE SVプロジェクト8」は、「XE」として初めて電子制御アクティブディファレンシャルを採用しました。
これは、インテリジェントドライブダイナミクスとともにリアアクスルへのトクル配分をコントロールするもので、通常は75%のトルクをリアに送り出す設定になっているとのことです。
またドライブモードは、ノーマル、ダイナミクス、新開発のトラックモードの3種を用意し、エンジンのマッピング/ダンパー/ステアリング/スロットルのパフォーマンスをより引き出します。
車両価格
日本円換算 ¥21,540,000
生産台数 300台限定