【ランボルギーニ(Lamborghini)】デビューは2018年?発表された「ウラカン スーパートロフェオ EVO」の性能がやばい!!
ランボルギーニのモータースポーツ部門、ランボルギーニ スクアドラ コルセが、「ウラカン スーパートロフェオ EVO」を9月20日に発表したため投稿します。
「ウラカン スーパートロフェオ EVO」とは、エアロダイナミクスの全面的な再設計、安全性を向上させる新デバイス、機械的構造と電子部品への様々な改善により、前モデルが既に達成した基準をさらに高めたレーシングカーです。
EVOのカラーリングは、ランボルギーニ チェントロ スティーレにてデザインされ、新たな形状に変貌を遂げました。
また、有名なスイス高級時計メーカー、ロジェ・デュブイとの新たな提携も発表されています。
ランボルギーニ スクアドラ コルセとロジェ デュブイは、継続的な卓越性の追求、革新素材の探求、自社の精密機器を製造する過程でのディテールへのこだわりなど、同じ価値観を持っていることから提携が決定したようです。
まずエクステリア全体に関してですが、ベースカラーをタイタン・グレーにしており、ウラカン スーパートロフェオ EVOは全ての部品がカーボンファイバーで設計されています。
フロントまわりでは新しいバンパーを採用し、エアロダイナミック サイドスポイラーと同様にエアインテーク下部を拡大しています。
また、フロントフェンダーにはネガティルーバーを装備し、上部に新しいスリットを加えるなどして前方向への抵抗を低減し、フロントフードの中央部には新しい六角形のエアインテークも設けられました。
リアまわりについては、調整可能な大型ウイングの真下に位置するリアスポイラーが前モデルと比べて表面が大きくフラットになり、下部ではエンジン換気コンパートメントが以前よりも大きくなっています。
フロントに関して、ウラカン・スーパートロフェオ EVOは全面的に新しいバンパーを採用しすることで、
フロントへの空力負荷が大きくなりました。
これによって空力バランスが 3%フロントへシフトしたことにより、エアロダイナミクス全体の向上にもつながり、車両の安定性が向上しています。
調整可能なリアウィングは、これまでと同じくアルミニウム製の新ピラー上に配置されており、重量を増加することなく、サイズは従来よりも大型になっています。
リアウィングのサイドチップ、ハンドプレートも刷新されており、新しい大型化されたデザインは、ウイングへのエアの影響を含み、効率を向上させました。
実際に、改良に改良を重ねた今回のボディキットは、全体的な空力効率を大幅に向上させ、前進運動への抵抗が 8%低減されています。
モンツァ サーキットで初めてテストが行われ、前モデルが1分47秒8だったのですが、新モデルは1分46秒3と1.5秒速いタイムを記録しています。
パワートレインには前モデルと同様に、ウラカン・スーパートロフェオ EVOは、進化した自然吸気 5.2 V10エンジンを搭載しています。
これは公道向けのウラカンから派生したもので、最大出力620hpに増大しており、後輪駆動で、X-トラック6速シーケンシャルシフトを装備しています。
また、ウラカン スーパートロフェオの現行モデルを所有するチームは、新仕様にアップグレードするための、エアロダイナミックボディキットを購入する機会があるため、そこで改良することも可能となっています。
価格
ヨーロッパ/アジア 23万5000ユーロ
アメリカ 29万5000ドル
2018年春以降、ヨーロッパ、アジア、北米の三大陸シリーズでレースデビューする予定で、ランボルギーニ・スーパートロフェオ ワンメイク・シリーズに参戦するだけでなく、GTカップカテゴリーの国際グランツーリスモ・チャンピオンシップや耐久レースにも参戦する運びとなっています。