【メルセデスベンツ(Mercedes- Benz)】最高グレードは約3000万円!?マイナーチェンジしたSクラスクーペ/カブリオレの詳細が破格!
メルセデスベンツの最高級クーペ、カブリオレモデル「S560 クーペ/カブリオレ」「AMG S63クーペ/カブリオレ」と「S65クーペ/カブリオレ」がマイナーチェンジされ、その価格もわかったため投稿します。
Sクラス クーペ
Sクラスクーペは2014年3月のジュネーブショーでデビューしており、SクラスセダンをベースとしたクーペはそれまでCLクラスと呼ばれていましたが、出自をより明確にすべくモデル名を変更しました。
また、カブリオレもクーペに遅れること1年半、2015年9月のフランクフルトショーで披露されています。
変更点
まず変更点としてフェイスリフトが挙げられます。そのポイントは、AMGを象徴する縦スリットの「パナメリカーナ・ラジエターグリル」の採用したことです。
また、OLEDを用いた新たなテールランプは発光部を素材ならではの薄型デザインとすることで浮遊感を表現するとともに、実用面でもあらゆる角度からの視認性向上が図られ、高価なOLEDが66個も装備されているのはSクラスならではでしょう。
ラグジュアリーさは健在
ほかにもエクステリアではセンターロック風の新意匠アルミホイールやクロームメッキを配したスプリッター、サイドスカートなどがラグジュアリーなでスポーティなデザインであることがうかがえます。
ステアリングにタッチ機能搭載
インテリアではウッドパネルやシート表皮などのトリムが刷新されたほか、新デザインのステアリングホイールにはタッチコントロール機能が付与され、拡張された音声認識機能はエアコンやシートヒーターまでコントロール可能となっています。
また、しっかりと乗員を支えるスポーツシートを搭載し、乗り心地も快適なことは言うまでもありません。
エンジンも変わらず素晴らしい性能
エンジンには、S560では4.0リットル V8ツインターボを搭載することで最高出力468ps、
最大トルク71.3kg-mを発揮、S63では5.5リッターV8ツインターボから4.0リッターV8ツインターボへと改められ、S65では6.0リットル V12ツインターボをそれぞれ搭載しています。
S63に関してはダウンサイジングされていますが、性能は変わらず素晴らしいものです。
最高出力は旧型比20kWアップの611psとなっており、気筒休止システムを採用することでハイパフォーマンスと現代的な環境性能をバランスさせているのが特徴。
組み合わされるトランスミッションは、素早く変速する9速ATへと進化しており、駆動方式が四輪駆動というのは従来通り変わりません。
一方、S65の6.0リッターV12ツインターボエンジンの基本プロフィールは変わっておらず、最高出力は629psで、トランスミッションも7速ATとなり、これはリア駆動となっています。
Sクラス カブリオレ
モデルチェンジされたことでそこまで大きく変更された点はなかったようにみられますが、エンジンがダウンサイジングされたにもかかわらず性能が衰えてない点からベンツの技術力がうかがえます。
価格
S560 クーペ 10万3715ポンド(1564万円)~
S560 カブリオレ 11万5910ポンド(1748万円)~
AMG S63 クーペ 12万7515ポンド(1923万円)
AMG S63 カブリオレ 14万610ポンド(2120万円)
AMG S65 クーペ 18万9615ポンド(2859万円)
AMG S65 カブリオレ 14万610ポンド(2978万円)